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●ダイキャストパーツも加わった重量感がティーガーの迫力を作り出す
実車について
第二次世界大戦でドイツ軍が配備したもっとも強力な戦車のひとつ、ティーガーIは1942年に先行量産型が完成、さっそく、東部戦線に投入されました。1943年1月に編成された第505重戦車大隊は1943年の6月にティーガーIを配備。7月にはクルスク線に突入しました。クルスク戦で活躍した第505重戦車大隊のティーガーIは初期生産型で、1942年7月までに生産された円筒形のキューポラや後部エアフィルターが特徴となっていました。その後、1944年の8月まで生産を継続。その間の総生産数はわずかに1300両ほどでしたが改良や改修が続けられ、仕様に細かな違いがみられました。対戦車砲として圧倒的な威力を誇った88mm砲は重装甲を誇る連合軍やソビエト戦車に対抗。また、連合軍の攻撃を寄せ付けない前面装甲100mmをはじめとする重装甲を採用。登場とともに終戦まで連合軍を恐れさせる存在となったのです。
モデルについて
モデルは第二次大戦のドイツ軍最強戦車のひとつ、ティーガーI型の初期生産型を1/32スケールで再現した組み立てキットです。1943年に東部戦線のクルスクで活躍した第505重戦車大隊のティーガーIをモデル化しています。
車体上部、砲塔、防盾、さらに、履帯はダイキャスト製。溶接跡などもリアルに表現され、ダイキャストの質感とともに重量感溢れる仕上がりが楽しめます。さらに砲身はアルミ削り出しパーツをセット。また、サスペンションは樹脂製トーションバーパーツを採用。金属ピンを使用して組み立てるダイキャスト製履帯との組み合わせで完成後も可動が楽しめます。車体側面のサイドフェンダーパーツは個別に脱着も可能。表情の違いを演出できます。加えて、エンジンハッチ、ラジエータハッチも開閉可能でマイバッハエンジンもしっかりと再現。メカニカルな仕上がりが魅力です。マーキングは1943年のクルスク戦における第505重戦車大隊のターレット番号100号車と111号車のマーキングをデカールで用意しています。また、コマンダーズハッチに取り付けられる戦車長のフィギュア1体もセット。作りごたえ十分な迫力の1台です。
■1/32でティーガーIの初期生産型をモデル化
■デカールは最初に配備された第505重戦車大隊の砲塔番号100と111を用意
■車体上部、砲塔、履帯などはダイキャスト製
■樹脂製トーションバーを採用してサスペンション可動が楽しめます
■マイバッハHL230 P45エンジンも再現
■戦車長のフィギュア1体付き