E257系は、183系と189系の置き換え用に平成13年(2000)に登場しました。E653系・E751系の基本構造を母体に、5色の菱形模様が配された白い車体が特徴です。現在、中央線の特急「あずさ」「かいじ」に使用され、首都圏と信濃路を結んで最後の活躍をしています。
車両の外観に見られる菱形模様はアルプスの山々やリンゴの花をイメージした白を基調に、四季の彩りをあらわしており桃色(春の花)、碧色(夏の木の葉)、黄色(秋の紅葉)、青紫(冬の山々)、銀色(八ヶ岳やアルプスの巓)を表しています。
現在は修学旅行臨時列車としての活躍も見られます。