東海道本線を駆けた名門特急列車「はと」は、昭和24年(1949)の特急「へいわ」(後の「つばめ」)復活の後、翌年に登場しました。東京と大阪をそれぞれ9時に出発する「つばめ」の後を追うように、「はと」は両駅を12時半に出発するダイヤが組まれていました。電化区間ではEF58が、非電化区間はC62が牽引を担い、都市間輸送を務めました。「はと」の展望車に用いられたマイテ58は、丸屋根で車体リベットのない近代的な外観が特徴的でした。
展望車マイテ58 2が組み込まれた編成で、牽引機にはC62 東海形 各種やF58 初期形 大窓 茶がおすすめです。