1950年2月、当時のフォルクスワーゲン社の最高責任者ハインリッヒ・ノルトホフは、タイプ2と呼ばれる便利なトランスポーターを発表しました。ビートルの足まわりと箱形のボディを組み合わせて作られたタイプ2は、ビートルに次ぐベストセラーになったモデルです。
1950年3月、デリバリー・バンと呼ばれる商用車からスタートしたタイプ2は、その後も様々なバリエーション・モデルを加えていきます。
便利な貨物兼用車として人気を得たコンビ、マイクロ・バスのサンバは自家用のみならず、送迎用、業務用としても重宝されたモデルです。
1950年から1966年までの作られた初代のタイプ2は2枚に分かれたフロント・ウインドウと、ボディ・ヴァリエーションが豊富なことも手伝って、いまだ人気の高いモデルです。