シンプルかつ美しい和風スタイルで大成功した初代に代わり、１９６３年に発売された二代目ダットサン ブルーバード（４１０型）は、ピニンファリーナの手になるといわれるヨーロピアンなスタイルに変貌。賛否両論を呼ぶ中、ライバルのトヨペット・コロナと熾烈な販売競争を繰り広げ、その様子は『ＢＣ戦争』と呼ばれました。１９６５年にはフェアレディ１６００用エンジンを移植したスーパースポーツセダン（ＳＳＳ）が追加され、以後ＳＳＳはブルーバードの顔として成長します。
ＴＬＶでは２００８年に４１０型を製品化。パトカーやファンシーデラックス、２ドアセダンのＳＳＳなどのバリエーションを展開してきましたが、今回は登場当初の１２００デラックスと、ＴＬＶ初の展開となる４ドアＳＳＳが登場します。繊細な美しさを持った４１０型ならではのボディラインを再現しています。ＳＳＳはマイナーチェンジ後のフロントグリルやＳＳＳ独自のホイールなど細部にもご注目ください。４１０型の誕生６０周年を祝っての製品化です。
●ここが見どころ●
①二代目４１０型ブルーバードに新仕様
②４ドア１６００ＳＳＳは初登場
③グレード、年式の違いにも注目
